CTと見学者で作る「ラテンアメリカ経済とビジネス」@関西大学 第4回

振り返りをしたよ

第4回の授業は今までの授業の振り返りを行いました。

まずは、1回目から3回目までの授業でやったことと、履修者全員の各回での授業の感想をシェア。
そのうえでグループワークを行いました。
1.この授業に対する気持ち・感想をグループ内でシェア
2.この授業の中で学びたいという気持ちが大きくなったあるいは小さくなった場面をその理由をともにあげる
3.2についてグループ内で話し合い、グループの中で最も重要だと思ったものを、その理由とともに大きくなったもの、小さくなったものについて1つずつ挙げる
4.複数のグループから3についての発表があり、内容を全体でシェア
5.今日の感想ラベルの入力
さて、このグループワークがどのような目的で行われたかというと、現在の授業運営において、出来る限り学生が学びたいという気持ちが大きくなる方向にしていくために、その気持ちが大きくなった場面はできるだけ取り入れ、逆に小さくなった場面は排除するために行いました。
このグループワークのあとは、現在、学習しているブラジル経済についての課題について担当の長谷川先生より説明。
以上で第4回の授業は終了しました。

学生の意見がどう反映されるか

現在の授業運営スタイルは、戸惑いと手探りの状態で進んできました。
今日、学生が最後に書いた今日の感想をもとに、次回以降の授業がどうかわるのか。
学生の学びがますます大きくなる仕掛けや仕組みを期待したいです。

CTと見学者で作る!「ラテンアメリカ経済とビジネス」@関西大学 第3回

授業内容

第3回の授業は、前回の授業時に各自が書いた「本日の要点」の中身を踏まえて、もう少し資料の読み込みをすることになりました。
今日の授業の流れは次の通り
1.アイスブレイク
第1回、第2回の授業は履修学生がまだ流動的だったのでグループを固定していませんでしたが、今日から今とりあげているテーマが完結するまではグループは固定されるので改めてアイスブレイク
2.ワークその1
前回の授業に配布された資料を見て、次のことを行いました。
1-8班は資料Bについて、9-15班は資料Aについて、与えられたポイントに焦点をあて内容を読み解く。
これをまずは各自で行い、そのあとグループで話し合い、話し合った結果をLMSで入力
3.ワークその2
1-8班は9-15班の結果を、9-15班は1-8班の結果をみて、
なぜだろうと疑問に思ったこと、もう少し詳しく知りたいことを各自でアウトプットした後、グループで話し合いLMSで入力
4.まとめ
本日の授業の要点と感想を各自でLMS入力

見学者もグループワークに加わる

今回から、見学者もどこかのグループの中に入り、一緒に話し合いに参加しました。
そのため、各々のグループ内での空気・状況がよくわかり、改善点を見つけられました。
これは、見学者がグループワークに加わったので、グループごとに、この空気や状況の違いがわかること、そして比較できたからだと感じています。
この改善点をCTがどう乗り越えていくのか、次回の授業が楽しみです。

多くの方に見学に!

今回の授業は見学者の方がなんと9人!その中には関大の教員の方もいらっしゃって、今回の試みに興味をもっていただきうれしかったです。
引き続き、興味のある方はいつでも見学にお越し下さい!

CTと見学者で作る!「ラテンアメリカ経済とビジネス」@関西大学 第2回

今年度は関西大学!

昨年2015年前期、京都精華大学の筒井先生担当の「グループワーク概論」で見学者としてお世話になりましたが、筒井先生が退官されたため、今年度は京都精華大学でCTを使っての授業がなくなりました。しかしながら、同じスタイルでやってみたいというお申し出が関西大学の長谷川先生からあったようで、関西大学に舞台をを移し、筒井先生は授業デザインという立場で参画、そし今までと同様にCTを使った授業が始まり、私も昨年と同様に見学者として参加しました。
実は第一回の授業は4月7日だったのですが、その日は仕事の都合で参加が難しかったため、本日第2回からの参加となりました。
科目名は表題の通り「ラテンアメリカ経済とビジネス」、履修学生は約80名。対象学部は商学部

グループワークとICT利活用

授業のベースはアクティブラーニングなので、反転授業があり、グループワークを中心に進められます。
今日の授業の進行は、
1.グループのアイスブレイク
2.反転授業理解度ワーク
・反転授業の映像が何を伝えようとしているか、キーワードを3つグループで話あって決めて、入力
・反転授業の映像と上記のグループで話し合った結果を踏まえて、2009年のブラジルについて簡潔にまとめて入力
・授業中に配布された資料と反転授業での動画をもとにブラジルを舞台にある人の生活をイメージして文章にする。その時指定されたキーワードと資料が結びつくようにする。これをグループで話あって、入力
3.ふりかえり 
今日の授業内容での要点と感想を入力

それぞれの内容の進行において入力とありますが、これは今年度から関西大学のLMSを利用し、スマホで入力をするスタイルで授業が進められています。
今日は、学生がどの程度のスピードで入力するか把握しきれなかったので、少し時間に余裕をもたせた形でしたが、想像していた以上に早く入力することがわかったので、これは次回からさらに授業を掘り下げることができる一要因になりそうです。

今回の見学者としての位置づけと私個人の目標

今回ははじめての参加ということもあり、グループ数も15と多かったので、全体の雰囲気を見てまわりながら、時々グループワークが停滞気味なところにアドバイスをしたレベルでしたが、来週からは役割を与えられたので、それも行いつつこの授業がさらにアクティブになるようにしていきたいです。
見学してみたい(^^♪ という方はぜひお越しください!

アクティブラーニングのための授業デザインセミナー 最終回

12月から毎月1回行われていた
アクティブラーニングのための授業デザインセミナーも最終回となりました。
最終回は、「成績のための評価と学びとしての評価-総括的評価と形成的評価-」

総括的評価と形成的評価

そもそも、学生は学校で、
なぜ、どのように学ぶ必要があるのか?
これをいきなりグループディスカッションし、学ぶことから得られることを洗い出していきました。
レポートやテストの結果をもって評価する成績のための評価とは別に、
学びにおける目標と現実とのギャップをなくす活動の促進やふりかえりをする機会を提供しないと、学びの促進そのものを評価し測定することができません。
それに用いるのが形成的評価になります。
今回の学習は、この形成的評価の作り方やその評価方法です。
まず最初に与えられたテーマをもとに話し合いをし成果物作成。
その過程を、PISA2015の協働的問題解決の枠組みをもとにして形成的評価を実際に行いました。
まずはこの枠組のどの部分を行ったか、そしてそれを行ったかを聞くためにはどのような質問を設定したらいいかを各自考えたうえでグループで共有しました。
このワークをしながら思ったことは、このPISA2015の枠組みに使われている文言は抽象的な言葉なので、それぞれが自分の中に取り込んだうえで自分の言葉・授業に適した言葉に置き換える必要があること。場合によって単元によって使用する必要な言葉が違うのでその都度ごとに作成すること。
そうすると、ちょっと手間はかかるけど事実に即した形成的評価ができるのではないかと感じたので、4月以降はこれを新たに作成して取り組んでいきたいです。

アクティブラーニングへの道のり

さて、12月から続いたアクティブラーニングのための授業デザインセミナーは今回で終了となりましたが、趣向や内容を変えて、“アクティブラーニング”をキーワードとして新たなセミナーを企画中のようなので、継続して参加していきたいです。

 

アクティブラーニングのための授業デザインセミナー第3回(全4回)

第3回は、エビデンスに基づく学びの構築と題して、エビデンスに基づいたアクティブラーニングの設計に必要な知識と診断的評価を中心とした測定方法について学びました。

学生の背景と学びの変化を知る

グループワークを行うときに、
個人の性格や、パーソナル特性としての「やりぬく力」の強弱やポジティブ・ネガティブの比率はワークへの参加や結果に大きく影響します。また、アウトプットの結果だけでは、その学生がどれだけどのように変化したのかがわかりません。
それを知るためには、スタート地点から定量的に測定することが必要であり、さらにグループワークを円滑にかつグループ間での差異が発生しないようにグループ分けができる、もしくはできない場合は、あらかじめグループによる特徴を把握しておく必要があります。
今回はこれらを定量的に測定する手法を実際にワークをしながら学習しました。

自分自身の強みをいかす

そして最後には私達教員側の強み弱みを分析し、これを来年度からの授業にどういかすかをディスカッション。
ワークをしている間は、これはあの時に使えるかな、これはこの時使ったらいいだろうなと、参加者全員実際に使う場面を想定しながらワークをしていましたので、いつもの通り?いつも以上!熱のこもった取り組みでした。
そんな熱い取り組みをほとんど休憩なしで4時間ぶっとおしで行えるのは、毎回開始時に行う三井さんのA-yogaのおかげです。(毎日仕事の始まりに10分程度行うだけでパフォーマンスが違ってきます)

次回はファイナル

次回3月最終回は、成績のための評価と学びとしての評価です。学び手である学生が主体的に学ぶように変わったことをどう評価するか。きっとアクティブラーニングをされている方にとってはここが一番の悩みどころだと思います。次回はここの核心に迫ります。
そして、今までタイミングがあわずに参加できなかった方も、最後だけは!という方もぜひご参加下さい(^O^)/

 

アクティブラーニングを広めるチャンスがやってきた

学校方針としてアクティブラーニングの導入がやっと明確になった

毎年2月終わりに教鞭をとっている学校の来年度の方針連絡会があります。
当日のスケジュールは、まずは各自の所属する学科の分科会が約1時間、その後学校全体の連絡が約1時間。
はじめの学科での分科会は就職状況や進学状況、栄養士認定試験の成績や新1年生についてなど。この辺りは毎年のことなので、ふむふむと聞いていたら、
突然、学科長から
「平井先生は、資料をQRコードで配っているんだって?」と聞かれた。
今年から授業のスライドや授業の記録など全部クラウドにあげて、そのURLをQRコードにして学生に配布していることを、さらに自己評価ルーブリックによる振り返り&フォローについても説明した。
平成28年度のシラバス作成の際に、担当部署よりアクティブ・ラーニングをできるだけしてくださいという意味合いの文章が織り込まれていたので、どうも学科長はその流れで聞いてきたようであった。
本当ならもっと詳しく説明したかったのだけど、次の全体会の時間が迫っていたので、その場での話は授業設計の大枠だけで、具体的な協調学習のやり方にまでは至らなかった。

アクティブラーニングを冊子だけで学習?!

そのあとの全体会では、履修や出欠についてや成績評価など例年通りの説明の後、
アクティブラーニングをしてくださいという話があった。
どうやってやるのか具体的な話があるのかなと思ったら、
“冊子を作成して、それを配るのでそれを見てやって下さい”
はい、終了。
えーーそれで終わり?!それは無理なのでは?!
と思っていたら、案の定、同じ学科の先生から、どうやったらいいか教えてほしいという相談があった。
(相談の内容はアクティブラーニングの話でなくて、QRコードで配る方法だったけど^^;  )

やっぱりOJTじゃないとね

自宅が近いので、どこかカフェででも、PC持ち込んでやりましょうということになった。
授業運営における省力化だけに留まらず、生徒の自主的な学びや、振り返りによる測定など、まずは自分の学科やら広めていきたい。
学生が自主的に学ぶためにはどうしたらいいかを考えて、手を変え品を変えここ何年かひとりでコツコツやってきたけど、やっと価値を認められたようで嬉しくもあった1日だった。

アクティブラーニングのための授業デザインセミナー第2回(全4回)

前回は逆向き設計での授業デザインの手法を学んだので、
では、実際にシラバスにするにはどうするのかが本日の学習のポイントです。

アクティブラーニング型の授業設計は、
1.学習成果を決める→2.評価方法を決める→3授業デザイン
の順に行います。
今回はこの2に焦点をあて、どこまで学んでどのような成果が得られ、それをどう評価するか、どのように基準を明確にするか を学ぶために実際のシラバスを用いて行いました。
あらかじめ、各自シラバスを持参するように連絡があったので、それを参加者全員に配布。
そのうえで、自分がアクティブラーニング型の授業設計、とくに上記の2の評価方法を決めるという点において困っていること、悩んでいることをスピーチしたうえで、この人の悩みを一緒に解決したい!という人に投票し、投票の多い人2名を選出。

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そしてその2名に対して、それを自分事としてどう解決していくかのグループワークを行いました。
その結果を、悩んでいる本人からこのような解決策や提案をもらったということを発表し、それをシェアすることによって、自分の置き換えられる点は、うむうむと参加者全員が聞いていました。

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さて、普通に座学&ワークショップだけで終わらないのがこのセミナーの愉快なところ。
参加者の中に専門領域としてヨガを教えていらっしゃる方がいる!ということで、アイスブレイク的にセミナーの初めにヨガを行いました。おかげで頭も身体もスッキリ~☆彡とびきり高速回転でセミナーに挑むことができました。

次回第3回は2月27日「エビデンスに基づく学びの構築」です。
今まで参加できなかった方もぜひどうぞ!