Food Defenseについてお話しました

Food Defense
日本語では食品防御と訳されますが、これが意図していることは何か?
FSMA(食品安全近代化法)成立時からFDAが解説している内容に基づき、Food Defenseとは何か、そして何を行ったらいいのかについてお話しました。
食品安全にかかわる言葉を使う時、結果から言うことが多いですが、動機からみることも大切であり、それにより必ずしも言葉の定義によって完全に区別されるわけではなく、重なりあう部分の存在することを認識する必要があります。

内容についてはこちら
https://doc.co/WBuC4i

FSMA関してお話をしました

一般社団法人広島県食品工業協会主催、食の安全・安心セミナーで FSMA に関してお話しました。
今回は、FSMAに関する知識がゼロベースに方が大半だったので、以下のような内容となりました。

・FSMAが叫ばれている理由
・FSMA設立の背景・概略
・ヒト用食品に関する規則( PCHF )

これらのお話をした後に、同じフローダイアグラムを使って、HACCPでのハザード分析→HACCPプランを作成した場合と、PCHFで求められているハザード分析→予防コントロールの作成をするとどうなるかを提示し、その違いを説明しました。
今回は参加されている方の職位や時間の都合でこちらからの説明のみでしたが、次回は実務者の方をお招きしてワークショップをする予定です。

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日本家政学会第68回大会 

最近、コツコツとやっているアクティブラーニングについて発表しました。
テーマは、「講義と実習をつなぐ実験科目のありかた」
寒天とゼラチンの凝固作用を例にあげて、寒天とゼラチンの成分の違いから、その凝固与える影響について、実験をした結果をジクソー法により理解定着をしたことについて発表しました。
発表したポスターは次の通り

20160528 日本家政学会 

セミナー開催とデザイン思考

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今回、10-17時(間に昼休憩1時間)のロングセミナーで講師をさせていただきました。
(つまり10-17時の間、私ひとりが話す)
もともとこのお話をいただいたときに、よくあるセミナーとは違うデザインをしよう!と考え、実際に行いました。
詳細は次のとおり。

1.ニッチな内容で勝負

初め食品安全について話をしてほしいという依頼でした。
食品安全についてといっても広いので、具体的にどのような内容がいいかと主催者に問い合わせしたところ、食品安全の範疇ならばお任せしますということでした。
さて、何を選ぶか。大勢の方に来て欲しいと思うとどうしても全体に関連する内容になってしまう。でもそうすると、結局刺さらないし、話し手として他の人でも話せる内容になってします。
そこで!刺さる人には刺さる内容ですごーくフォーカスした結果選んだのは「FSMA(食品安全近代化法)」について。
そして、FSMAついては、何をしないといけないか?という話ばかりが先行しているけど、そもそもこの法律ができた背景や意図がわからないと、この法律のコンテキストが理解できないし、理解できないと実務に落とし込んだときに、手順としてどうやったらいいのか霧の中。
なので、この法律ができた背景や意図から法律の全体像を示したのちに、最も関わりのある加工食品についての規則とそれにかかわる連邦規則についてお話しました。
ただの法律の説明だけなら、翻訳家の人もできる。そうではなくて、じゃあ実際の現場ではどうなるかを事例を踏まえて説明しました。
このような内容にしたおかげで、参加者の方には喜んでいただけました(^O^)/

2.参加費支払い・資料配布

そもそもゼミナーってどうして高額か?
参加費の授受と資料の印刷&ファイルに関する経費と人件費!
これを参加者の方にちょっとお願いするだけでこれらの経費はほぼゼロに。
その分、参加費を抑える形で還元。
具体的にはどうしたかというと、参加費はpaypal
イベントサイトでの集金もあるけど、今回はクローズドな会であったため、あえてpaypalを選択。
当日の資料はクラウドにあげておいて、paypalの支払いができた人から順にそのクラウドにアクセスするためのURLを連絡。参加者はそこからダウンロード
印刷スタイルは、各自の自由で♪
それに予め資料が手元にあるというのは、予習ができる→聞きたい焦点や質問したい焦点を絞ることができる。これはセミナーの受講者の理解度を高めるには重要なこと。アナログな反転授業でもある(いわゆる学校といわれるところではあれだけ反転授業が叫ばれているのにね。。。)

3.アクティブラーニング

10-17時まで、参加者がずっと聞くというのも辛いし、そういう形式は聞いてたようで聞いていない、振り返るとわかっていたはずなのに・・・となる。そのような事態を防ぐために、モジュールごとに頭の整理やもやもや、疑問点をThink-pair-shareで行いました。
参加者の方はペアの人と話すという発散を得て考えを収束できたと思います。
さらにフィジカル的にも気分転換になったようでした。

4.オンライン同時開催

参加したいけど、遠方なので現地には・・・・という方がたくさんいらっしゃったので、オンライン同時参加開催。
オンラインでの参加の方には予めセッションを行い、当日のFAQを含めて打ち合わせをさせていただき、いざ本番!
次回にむけての改善点はいくつかあったものの、地方にいても学ぶことができる!と喜んでいただけました。

やり方はいくらでも変えられる

セミナーで集客するには?の話になると、ほとんどが内容か金額が肝!となっていくようです。
内容については、すでに書いたとおりであり、
金額の話になると、それこそコストとの戦いで疲弊するパターンが多いです。なぜそうなるのか?セミナーそのもののデザインを変えない&固執しているからです。
世界全体が変革の時代、これでうまくいってたという成功体験は忘れて、身軽に新しいことに移っていかないと。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」を感じたセミナーでした。

ちなみに当日のスライドの一部はこちら

パワポだけで作る動画作成・編集講座を行いました

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Powerpointでもできる

授業や講座に自分で作成した資料を動画にする人はたくさんいらっしゃいます。
その時に使うツールとして世の中には色々ありますが、動画を作る以前にそのツールを使いこなすのに時間がかかったり、OSの環境の違いで使えないことが多々あります。
そこで!
家のPCも学校もWindowsでpower pointなら使えるよ♪ という方を対象に、パワポで授業等の資料(動画)を作成・編集する講座を行いました。

動画作成アドインを使う

パワポには、Office Mixという動画作成のアドインがあり、これを使うことによって動画の作成・編集が可能になります。
なので、まずはこれをインストールし、パワポで作ったスライド状態のものを動画にする過程で手書きを加えたり、音声をいれて動画を作成。
それに慣れたら、他の動画をその中に張り付けて編集。
また、クイズアプリがあるので、それを使って小テストの実施やその説明に使う方法を説明。
いくら小テストの説明といっても、同じことを数クラス分しないといけないとなると、労力も半端じゃないですよね。
さらに、できたものをアップロードし、それをQRコードにして配布する方法も学習しました。
参加者のみなさんは少しずつ出来上がっていく自分の動画にワクワクで講座終了後、早速できたものを教えてくださいました。

次回の予定とお問合せ

今回は新学期が始まるにあたり、春休みに開催しました。次回は夏休みに行おうかと思っています。
そして、今回はなかった内容を盛り込む予定にしています。
もちろん、オンラインでも開催も行っていますので、興味のある方はお問合せくださいね。


講座の詳細は末尾に載せてますので、参考にしてください。
世間はIpadや動画作成ツールやアプリ花盛りで、それを使わないといけないのかなぁ?パワポではだめなのかな?と悩んでいる方が多いようですが、パワポだけでOKです。
目的は、動画作成職人になることでなくて、学生の理解が深まることなのでそこにフォーカスしていきましょう~(^^♪


パワポだけで作る動画作成編集講座2016春

「Office Mixについて」
「Office Mixでできること」
「スライドを動画にしてアップロードしよう」
「ペンの設定」
「ペンの手書きを加えよう」
「オーディオの設定」
「音声やビデオを加えよう」
「ビデオをトリミングしよう」
「モニターやドキュメントのスクリーンショットを挿入しよう」
「スライドにビデオを(You tube)を挿入しよう」
「スライドにクイズアプリを入れよう」
「クイズアプリの説明」
「クイズアプリのセットの仕方」
「クイズアプリを使った授業」
「QRコードでみんなに知らせよう」
「QRコードの作り方」
「QRコードをみんなに知らせる」

 

HARPCについてお話しました

一般社団法人神戸食品微生物科学協会主催、
第4回産学連携事業研究発表会で、
「HACCPからHARPCへ」と題してお話をしました。

12月にFSMAのCurrent Good Manufacturing Practice and Hazard Analysis and Risk-Based Preventive Controls for Human Food (ヒト用食品に対する現行の食品適正製造規範と危害分析およびリスクに基づいた予防コントロール)に関する最終規則についてお話しましたが、この中のHARPCをとりあげて、HACCPとの違いについて説明しました。

配布資料をQRコードで
参加されている人がFSMAに対しての知識が十分にあるとはいえなかったのですが、20分という短い時間であったため、要点だけをかいつまんで話すという結果になりました。
この研究発表会では、会の意向でスライドの配布資料はなく要旨のみとなっています。
そのため、毎年メモを必死でとる人が多く見られるで、スライドをクラウドにあげて、そのQRコードを要旨に付け、QRコードを読み取ればスマホでスライドを見ることを説明しました。
この発表会直後の時点ではアクセス数が1桁と寂しいかぎりだったのですが、その直後の週末でいたようで、ひと安心でした。

こうすることによって、配布資料にかかる手間やコスト、USB紛失による問題など一挙に解決できるので、これからも話す機会があればこの方向でドンドン進めていきたいと思います。

ARCSモデルで食品衛生7Sを考える

PCO微生物制御研究会 第38回研究会で「ARCSモデルで行う7S」をテーマにしてワークショップを行いました。
製造業では5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾・習慣)の頭文字をとって5Sという製造現場での品質安定のためのルーチンワークを昔から言われていますが、食品業界ではこれに洗浄、殺菌を加えて7Sと呼んでいます。
さて、この7Sがなかなかうまく機能しない、また機能していてもいつの間にか形骸化してくる。
そうならないためにはどうしたらいいか?というのを、手法ではなく、やる人の動機付けに着目し、話をしたうえで、動機付けという観点から7Sをどう進めたらいいかをワークショップという形をとりました。
ワークショップそのものにあまり慣れていないというか、めったに経験しないために、面食らった人もいました。また、話し合いをすすめるなかで、いい意味でのはっちゃけた意見が実はあったほうがいいのですが、それについては当たり前的な意見が多かったです。
話しあいの前に、コスト的に無理とか、人員的に無理等というできるできないというのはおいといて、こうしたらイイと思う意見はドンドン出してくださいね!とお願いしていたのですが、この辺りはこちらが期待するような意見となりませんでした。
これについては、普段ワークショップを経験していない人に対してはもう少し作戦を練らないといけないなと感じました。
さらに、そもそも職場で何かをさせるのに「動機付け」の必要性については、刺さった人、刺さらなかった人の温度差が激しいなぁと感じましたが、少人数ですが強く刺さった人がいたので、やったかいはあったと感じたワークショップでした。
ARCSモデルで行う7S from YUMIKO HIRAI

奈良女子大学附属中等教育学校主催公開研究会でアクティブラーニングについてお話しました

 

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奈良女子大学附属中等教育学校主催 「21世紀における学校の役割をめぐる対話」と題した公開研究会でお話しました。
この公開研究会ではテーマにそって、さらに具体的な内容にわかれて分科会がおこなわれており、私は「あらたな学びの方法論と関係性~ICT、ディープ・アクティブラーニング」のテーマで。実験科目におけるアクティブラーニングやICTを使った授業設計などについてお話しました。
ちなみに当日の登壇者は次の通り(敬称略)
二田貴広(奈良女子大学附属中等教育学校)
畝岡睦美(岡山県立岡山城東高校)
江藤由布(近畿大学附属高校)
平井由美子(大阪成蹊短期大学)

私は、実験科目でおこなっているアクティブラーニングと自己評価ルーブリックによる振り返り、そしてtwitterを使った質疑応答などの事例をお話しました。
当日のスライドはこちら

https://docs.com/d/embed/D25194576-7544-8971-5210-000416992093%7eMa7530292-9f25-3d56-825a-26bdcf74d6ab
そして午後からはこの分科会の登壇者並びに参加していただいた方を交えてKP法についてのワークショップでした。こちらは、明光学園中学校・高等学校(福岡県大牟田市)の前川修一先生のファシリテートのもと、各自テーマを決めてKP法でプレゼンをするというものでした。
枚数や時間が限られており、かつ手書きというアナログさが、参加者にとってはある意味斬新で、普段とは違う感覚を刺激されたワークショップでした。

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こうして丸1日普段なかなかお会いできない、他校の先生の授業設計やその方法を見聞きし、実体験することのできる有意義な一日でした。

FSMA(食品安全近代化法)の中のHARPCに関する最終規則についてお話ししました

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PCO微生物制御研究会、第37回研究会でFSMAの中のヒト用食品に関する最終規則についてお話ししました。
話した内容は次の通り。

Final Rule:Current Good Manufacturing Practice and Hazard Analysis and Risk-Based Preventive Controls for Human Food
FSMA(Food Safety Modernization Act : 食品安全近代化法)は、
アメリカのおいて、国際的な食品安全問題や大型食中毒の発生などの背景をうけ、2010年に成立しました。そして、このたびこの中の規則のひとつである、
Current Good Manufacturing Practice and Hazard Analysis and Risk-Based Preventive Controls for Human Food (ヒト用食品に対する現行の食品適正製造規範と危害分析およびリスクに基づいた予防コントロール)に関する最終規則が2015年9月出ました。
この最終規則の重要要件のうち、「危害分析とリスクベースでの予防コントロールを含む食品安全システムを確立し、実行する必要がある」というところにフォーカスして具体的に説明しました。

●HARPC
この最終規則の規則名になっている「Hazard Analysis and Risk-Based Preventive Controls」は通称HARPCといわれており、食品安全を予防コントロールという観点、つまりFood Defenseも範疇にとらえた食品安全計画の作成が求められています。
一方従来から言われているHACCPは通常の作業における工程管理としてとらえており、意図的に食品を汚染させることまでは求められていません。
では、Food Defenseで言われている意図的汚染とは?
汚染のタイプ、発生する過程、方法・手段、汚染物質(危害)の種類、セキュリティ、そしてこれらにどのようにアプローチして考えるかについて具体的に例を挙げていきました。
さらに、計画を立てて実行したら、それを検証しなければなりません。
今回、予防コントロールの検証方法についても言及されており、これについても見直しが必要となってきます。
さらに、汚染のタイプとして一般的には、相手に危害を加えるというのが大半なのですが、最近は加害者が経済的獲得を動機として起こすことも危害として考えなければならなくなってきています。

●日本の動向
日本においては、2014年5月12日厚生労働省通知「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針」の中で、HACCP導入型基準を新たに設け、2020年を目標にHACCPの義務化にむけて進んでいます。しかし、これはあくまでも上記でいうところのFood safetyでの範疇でしかありません。
奇しくも2020年は東京オリンピックが開催される予定になっています。その時、海外から参加される選手団に提供される食事はどこで作られているものをIOCは選ぶでしょうか。
HACCPは当然のこととし、これから新たに取り組む施設は、当初からHARPCを念頭にいれて構築した方がベストかもしれない。
そのようなことを感じました。

 

ひがしなだ健康づくりフェアに出展しました

ひがしなだ健康くらぶ主催の「ひがしなだ健康づくりフェア」に出展しました。
健康・ヘルスを切り口として、それに携わる方々があつまり、地域の方に健康を維持するためには、QOLを向上するにはどうしたらいいかについて、アピールしました。
今回の目玉は、甲南大学 知能情報学部 田中雅博先生がひっさげてきた、Kinectを使ったラジオ体操採点システム。あなたのラジオ体操はきちんと体操になっていますか?ということで採点を行ってました。
当初は、夏休み入ってすぐというのと、このラジオ体操の採点があるから、小学生+その保護者が来場という予想だったのですが、ふたを開けてみると、なんと、地域の高齢者の方が多くお見えになり、嬉しい悲鳴でした。
私も、夢を叶えるワクワクセッションと題して、多くの方の食事に対する悩みや疑問におこたえしました。
病気になったら病院に行くのではなく、病院に行かなくてもいい体力・知力づくりは継続して行っていきたいです。
健康というキーワードで地域の方とゆる~くつながるのっていいですよね!

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