Retail HACCPとキャズム理論

HACCPの動向

平成26年(2014年)5月12日厚生労働省通知「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針」でHACCP導入型管理運営基準が規定され、段階的にHACCPが義務化される方向に動いている。
HACCPの話になると製造加工業がつまり食品工場がメインになる。もちろんそうではあるが、それだけが対象であるわけではない。

盲点は小売店

盲点は小売店である。
食品等事業者には小売業ももちろん含まれている。
製造加工会社から仕入れるとはいえ、冷蔵、冷凍など保管温度に定めのあるものは、それを順守しないといけない。いわゆる生鮮3品も同様である。
このように考えてみると売り場だけでもHACCP型の管理が必要あるし、
店舗内調理施設を持つところは言うまでもなく必須であり、GMSクラスになると提供食数は大量調理施設並である。
では、現実はどうか?これにはほど遠いところが多いのではないだろうか。
行政からの指導が始まり、それからやったのでは遅すぎるし、現場での負担も大きくなる。

HACCPの普及をキャズム理論で考える

これを普及学の基礎理論として知られるエベレット・M・ロジャーズ(Everett M. Rogers)のキャズム理論に例え、時代の素早く感じとってHACCPに着手する組織から、「イノベーター」「アーリーアダプター」「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」「ラガード」にわけるとすると、この理論ではイノベーターとアーリーアダプターを合わせた層に普及した段階(普及率16%超)で、新技術や新流行は急激に拡がっていくとしている。つまり、HACCPの普及は普及率16%を超えたときから、爆発的に拡がっていく。

FireShot Capture - 情報システム用語事典:キャズム(きゃずむ_ - http___www.itmedia.co.jp_im_articles_0706_01_news142.html

(図はITmediaエンタープライズよりお借りしました)

ということは、先行者特権(売上や利益といった目に見えるもの、成功事例としてメディアにとりあげられるなど)を獲得するには、イノベーターかアーリーアダプターでないといけない。
そして、つねに普及論では一番最後になるラガードはおそらく、HACCPに着手することなく淘汰される可能性がある。

周りがやってから、行政に指導されてからやるのではなく、先に着手して仕組みを作ってしまう。

あなたもイノベーターにになりませんか?

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