プロセスコンサルティングというホワイト・オーシャン

食品を輸入するということ
昨年末より、食品を輸入する会社(X社とする)に対して、コンサルというかアドバイスというか、そういうのをしています。
海外で販売されているからといって、日本で輸入・販売できるとは限らず、各国、食品に関する法律の微妙な違いにより輸入できない場合があるので、まずはこれを確認しなければなりません。
そして、輸入ができることがわかったら、日本で販売できるようにしなければならないし、名称や原材料名などを日本語で表記したものを貼り付ける必要があります。

コンテンツコンサルティングとプロセスコンサルティング
それで、これらを行って気が付いたことは、輸入できますよとか、表示はこうなりますよという結果、つまりはコンテンツを提供するのではなく、このコンテンツをつくるためのプロセスをコンサルティングをするということ。
輸入するにしろ、表示を作成するにしろ、食品のカテゴリーによって規制される法律やその内容が異なっている&複雑なので、そのカテゴリーごとに必要となるデータが異なる。
輸入する商品を作っている輸出国のメーカーも独自の仕様書はもちろん作成しているが、その内容だけでは日本国内法に抵触していないかを判断するには十分ではない。そのため、こちら(この場合X社)から●●に関するデータが欲しいといわなければならない。しかしほとんど場合は、コンサルティング側から指摘されてこのような依頼をするのが大半である。

輸出国のメーカーも国による法律の違いは理解しているので、最初に一発で言えば何ら問題ないが、後から追加追加でいうと、またかよー1回で済ませよーうざっ!ってことになる。

X社の人たちが、今回の食品の輸入・販売に関する知識に精通していないからといって、そのコンテンツを提供するだけでは、X社の人たちの知識もスキルもアップしないし、そもそもコンテンツを提供するだけだと、そのうち価格競争というレッド・オーシャンに放り出される。
一方、そのコンテンツを作るプロセスをコンサルティングし、教育する方がX社の人たちの知識やスキルもあがるし、コンサルする側もレッド・オーシャンに放り出されなくて済む。

つながりと貢献

このようにいうと、そんな風に教えてしまったら、そこのX社ですべて業務が行えるようになって、その後、仕事の依頼のが来なくなる・・・と了見の狭いことを言う人がいる。このような考え方は、相手に“貢献する”という心持がないのである。請け負った仕事をするだけではなく、それ以上の貢献をする、相手が考え想念していることをくみ取って行うことによって、相手とのつながりが生まれてくる。

2016年は「つながりの経済」が本格化する年ともいわれている。
ライバルとの競争が生じているレッド・オーシャンでもなく、
ライバルと競争が重ならないブルー・オーシャンでもなく、
はたまた、海底に眠る独占市場となるブラック・オーシャンでもなく、
自分自身と関わりあいのある人やつながりのある人に貢献しあえるホワイト・オーシャンにしたい。
ブラックホールが全てを吸い込むのとは、反対にホワイトホールが全てを吐き出すがごとく、
自分自身の持てるものを表現し、つながり、貢献できるようにしなければと、
冒頭の業務をしながら、そんなことを考えていた。

 

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