水筒×スポーツ飲料に潜むキケン

酸性飲料容器の正しい使い方

水筒に何いれる?

先日、あるSNSで友人が、水筒にスポーツ飲料を入れてはいけないとう記事をシェアしており、危険だということを知らなかったと言っていた。
この危険性については、事例があり、過去に何度か食中毒事例として話をしたことがあるけど、やはり知らない人がまだまだ多いのだなと感じたので、改めて解説。

酸性飲料と金属との化学反応

よくある保温タイプの水筒は、直接飲料が触れる部分はステンレスが使われており、短時間で金属が溶け出すことはないが、目に見えないくらい小さくわずかでもキズがあった場合、そこからさらに奥の層(飲料と直接触れる部分であるステンレスの下の層)から金属が溶け出してくる。
では、なぜ溶け出してくるのか?これを理解しておかないといけない。
この説明はちょっと化学の話に。
スポーツ飲料はpHが3-4であり、あきらかに酸性である。
ということは水素がイオンとして存在している。
これが金属と接触すると、触れた金属は速やかに酸性飲料中の水素イオンと反応し溶け出すというわけである。
よって、スポーツ飲料のみならず、酸性飲料においては同じ事が言える。
では、同じような酸性飲料は何かといういうと、
炭酸飲料、果実飲料、乳酸菌飲料がこれにあたる。
なので、これらの飲料も金属製の水筒に入れると同様の現象が起きる可能性がある。
では、逆に酸性飲料でないものは?となると、これは、お茶、お水。

飲み物によって容器を選ぶ

よって、スポーツ飲料などを入れるときは、PETボトルなど金属製でない容器にいれること。
スポーツ飲料メーカーが粉末飲料を溶かして作って飲むために一緒に販売している容器として、プラスチック製容器をわざわざ売っているのは、今日説明した事故を避けるためであるとも言えるんだな。

また、水筒だけでなく、金属製容器-やかん-も同様に使用を避けましょう。

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