そもそも、トランス脂肪酸とは何か

前回前々回と米国におけるトランス脂肪酸の背景、そして日本におけるトラン脂肪酸摂取状況について説明したが、そもそもトランス脂肪酸とは(科学的に)何か?について説明したい。
おそらく、大多数の人がそこのところが明確でないと思う。

トランス脂肪酸が何であるかを説明する前に、
おおもとの油脂の話からしたい。
油脂は脂肪酸とグリセリンか出来ていて、
脂肪酸というのは炭素Cが鎖のようにつらなった構造をしています。
この脂肪酸には、飽和脂肪酸といわれるものと、不飽和脂肪酸といわれるものとがあります。(聞いたことがありますよね!)
化学構造として炭素の二重結合がないものを飽和脂肪酸、炭素の二重結合があるものを不飽和脂肪酸といい、オレイン酸、リノール酸、ドコサヘキサン酸(DHA)などが不飽和脂肪酸に含まれます。
この二重結合している炭素は水素とも結合していますが、この結合の形によってシス型とトランス型とにわかれます。
cistrans

(出典 農林水産省 すぐにわかるトランス脂肪酸)

このトランス型の結合がある不飽和脂肪酸をまとめてトランス脂肪酸といいます。つまり、トランス脂肪酸は、塩化ナトリウムとかショ糖(スクロース)のように決まったひとつのものを指す物質名ではないのです!

はい、これでトランス脂肪酸が科学的に何者かわかりましたよね^^

 

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