ひょうたんは食べられません!

以前、小学校の理科の授業でひょうたんを栽培し、それを食べて食中毒となった。そのときに、ひょうたんを食べることの危険性についてはこのブログにて書いたのですが(そのときの記事はこちら)、おかげで定期的に見に来てくれる人がいて、みなさんの役にたっているのなら何よりと思っていました。

ところが、先日ホームセンターで販売していたひょうたんの苗に食用のラベルが貼ってあり、食べたところ食中毒になったというニュースがありました。
すると、このニュースをうけてマスコミもひょうたんについて色々調べたのでしょうね。どうも私のひょうたんについて書いた先の記事に辿り着いたようで、東京の某放送局の全国ネットのある報道番組の制作スタッフから取材依頼がきました。
でも、そのときちょうど仕事で出かけており、先方はすぐに番組で使いたいという意向だったようで、取材にはなりませんでした。あぁ、残念!
ただ、直近で起きたひょうたんの食中毒については再度まとめておきます。
ニュースで“観賞用のひょうたんに食用のラベルを貼って”とありますが、ひょうたんに食用はありません!
ひょうたんと同じ仲間の食用の植物に“ゆうがお”があります。
“ゆうがお”は、干ぴょうの原料となる食用植物で、ひょうたんの苦み(毒性)が少ない品種として、食用に選別・改良されたものです。
ただし、このゆうがおも家庭菜園では、土台の接ぎ木や自然受粉などの条件によっては、苦みが強くなり人体に影響を与える程度の毒性をもつことがあるので注意が必要です(過去に食中毒事例が報告されています)。

さらに、花の鑑賞として販売されている夕顔は、正確にはヒルガオ科のヨルガオであり、食用のうり科のゆうがおとは異なり、食用ではありません。

取材依頼には対応することができなかったけど、内閣府食品安全委員会の仕事を担っているものとしては、こうして広報することで役にたっているようでよかったなと思う次第です。