いろいろ楽しめた22日日曜日

ちょうど公私ともに、行きたいところの日程が重なったので、今日はちょっとお出かけしてきた。

その1:靴の修理 そもそもは金曜日の夜に、履いている靴を修理しないといけないことが発覚。ちょうど日曜日に出かける予定があったので、その時に一緒にしようと思い、まずは修理へ。修理完了までしばらく時間がかかる=靴が1足足らない そしてちょうど秋の新作が出るころだと思い、いいのがあればと見ていたら、いいのがあった。不思議といいなと思う時は複数あるし、ないときは全然ない(苦笑)ということで、新しいのも買い求める。
その2:NGO Future Codeの活動展示見学 日曜日の本来の目的はこれ

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Future Codeは世界の被災地・貧困地域の医療支援活動や孤児院支援を行う、神戸で活動する団体で、現在、主にハイチ・バングラデッシュで活動されています。今回は活動内容の紹介よりも防災について考えることがメインになっていたため、活動に関する展示は思っていたよりも少なかったのが残念でしたが、ハイチでの活動支援の様子の写真中で栄養支援があり、私なら何ができるか?としばし写真をみながら考えていました。

その3:神戸オクトーバーフェスタ
このFuture Codeの活動展示を見に行くのを決めた後に、友人から近くでオクトーバーフェスタをやっていることを聞き、足を運んでみました。
会場はこんな感じ。

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港に面しているため、屋外とはいえ海風が吹いて気持ちいい。
開催期間中はステージでの演奏があり、スケジュールをみると、ステージ開始までまだ1時間もある。
まだ1時間もあるな~と思っていたら、なんと!時間を繰り上げてのステージ開始となりました~(拍手)

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生演奏を聴きながら時々、一緒にドイツ語で歌を歌い、会場にいる人たちと一緒に乾杯をいいながらのライブ演奏でした。
随分昔のことだけど、近くにドイツスタイルのビアホールがあり、そこではこのようなライブ演奏があってすごく楽しかったのを覚えています。その時の楽しかった気分を思い出すことができて満喫できた時間でした。

そんな、リフレッシュして、でも仕事上での勉強もできた充実した日曜日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第3回神大・東大共催フォーラム「グローバル化経済にみる我が国の食の安全と農業の行方」講演を聞いてきました。午後の部

例年だと引き続きセミナーとなるのですが、
今回は、毎年9月に行われている神戸大学大学院農学研究科公開講座との連携開催ということになり、
神戸大学大学院農学研究科の取り組みについて各専攻の先生からお話がありました。
午後のプログラムは次の通り。(敬称略))

「食の安全安心に向けた神戸大学食の安全安心科学センターの取り組み」
大澤 朗(神戸大学大学院 農学研究科 食の安全・安心科学センター長)
このフォーラムの共催者である神戸大学食の安全安心科学センターの取り組みついて説明。
農学というのは実は非常に広い分野に関連している。
例えばフードチェーンで考えると原材料から製品まですべての行程に関わっていることを認識しなければならない

「ポストハーベストにおける食の安全・安心確保技術」
豊田 浄彦(神戸大学大学院農学研究科 食料共生システム学専攻 教授)
収穫後の作物(主に作物、一部加工後)の新しい検査技術の話。
それも液クロやガスクロを使うのではなく、現場ででの支援というスタンスでの検査技術は今後考えるべきだと思いました。
分析機関のように、それも生業にしている組織は別として作物を収穫する、あるいは加工する組織において、
工程管理において液クロやガスクロを使うことは必ずしも妥当ではなく
(イニシアル&ランニングコストの問題、使用する有機溶剤の保管管理・処理の問題、非破壊検査ではない点)
生産現場における非破壊検査は今後取組べき領域だと思いました。

「食資源教育研究センターにおける食の安全安心を意識した農場実習への取り組み」
石井 尊生(神戸大学大学院農学研究科 食資源教育研究センター長)
神戸大学農学部では食資源の生産現場を身を以て知るということで、農場実習が積極的に行われており、
その実習内容の紹介でした。
近年は、近隣の大学で食に関係する学部学科の生徒の実習も受け入れており、その数も年々増えていました。
最近、食育で田んぼ体験の話をよく耳にしますが、大学生の場合農場実習=食資源の生産現場を知ることによって、
その後の流れ、例えば牛や豚なら屠殺されて解体されてさらに細かくわかれてカットされてパック詰めされて売られるというのがわかるでしょうが、
(野菜や果物も同様)
未就学児童や小学校低学年児童がたった1回の田んぼ体験でわかるのか?と常々疑問に思っていました。
はっきりいって、1回の経験では児童の頭の中の知識はつながりません。田んぼ体験は田んぼ体験。お米はお米。
でも、それを繋げるヒントがお話の中に隠されており大変勉強になりました。

「食糧生産を支える最近の科学技術とその応用研究」
今石 浩正(神戸大学大学院農学研究科 生命機能科学専攻 教授)
現在、食品添加物や農薬の安全性評価はまず 試験管レベルで行い、そののち動物実験となりますが、
昨今の動物実験で使う動物を減らそうという世界的な動きと、
人体において意図せず有害な物質は動物実験だけではわからない(例 アフラトキシンはシトクロムP450により活性化される)
もちろん機器分析だけではわからない。
等の理由から、動物実験を行わずかつ人体において意図せず有害物質を作り出すもの調べる技術の研究ということで、
現在、このシトクロムP450に着目して毒性を推測する技術開発の話でした。
既知の物質を使いこの新技術での分析結果を既知のデータと比較すると相関関係がとれているようで、実用化が楽しみです。

そして最後に本日の演者の方を中心に檀上に集まり
パネルディスカッション「グローバル化経済にみる我が国の農業と農学の行方」
パネリスト:中嶋康博、天羽隆、冨岡伸一、豊田浄彦、石井尊生、今石浩正、草苅仁
この日お話された内容に関する質問に改めて回答をいただきながら、そこに他の演者の方も一言付け加え、
有意義でかつ大変盛り上がったパネルディスカッションでした。

そして最後に閉会の挨拶(関崎 勉(東京大学大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センター長))がありました。

朝から夕方まで丸1日でしたが、それを感じさせないぐらい、あっという間だった今度の自分の活動に役に立つ事が盛りだくさんな有意義な1日でした。

第3回神大・東大共催フォーラム「グローバル化経済にみる我が国の食の安全と農業の行方」講演を聞いてきました。午前の部

今年もやってきました。
神戸大学大学院農学研究科食の安全・安心科学センター、東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター共同共催フォーラム。
会期は9月13日(金)~9月14日(土)だったのですが、13日は関西イノベーション国際戦略総合特区の見学に行ったので、今年は14日のみの参加となりました。
まずは午前中のプログラムと内容は次の通り。(敬称略)
「グローバル化経済における食と農」
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
私たちの住んでいる社会をオイルショック以前、オイルショック~バブル期、バブル期以降と大きくわけて
その時期に食やその消費がどのように変遷してきたら、そしてなぜ自給率は下がったのかを解説しつつ、
今後の日本の「農」の分野での輸出の可能性を考察されていました。
実際に輸出にこぎつけるまでは数々のハードルがあるようです。

「わが国の食料・農業・農村をめぐる事情」
天羽 隆(農林水産省大臣官房 政策課長)
農業政策の現状を国内状況のみならず世界の状況について説明。
そして農業輸出で成功しているオランダの農業について。
この時演者の方はちらっとしかふれていなかったのだけど、
オランダが現在の農業輸出国になった背景に海運があります。
ロッテルダムは15世紀から続く伝統のある港ですが、戦争でドイツ軍の爆撃をうけて多大な損害を被りました。
それが逆に幸いして、港を復活させるときにコンテナリゼーションが広まり始めて時期でもあり、それにあわせて設計・開港したことも貿易国として成長していった一因でもあります。
(詳細は先般読了した、マルク・レビンソン著「コンテナ物語」に記載されております)
四方を海に囲まれた日本も海運を重視すべきであり、農業の輸出だけでなく防災のためにも必要だと感じています。
少し話がそれました(汗)
オランダの農業のもうひとつの側面としてシリコンバレーならぬフードバレーの紹介がありこれの日本版を作るにはどうすべきかということも挙げられていました。
そして最後に、現在の農林水産省が進めている「攻めの農林水産業」①生産現場の強化 ②需要のフロンティアの拡大、③バリューチェーンの構築という3つの観点からお話がありました。
「グローバルな農水産物原料調達と品質保証-サンリーグループの取り組みと課題-」
冨岡 伸一 (サントリービジネスエキスパート株式会社 品質保証本部 品質保証推進部技術顧問)
日本国外から原料を調達する時、どのようなしくみで何に注意しなければならないかというお話でした。
また危害を予め予測するにはどうすべきかなど実務レベルのお話をお伺いすることができました。

関西イノベーション国際戦略総合特区の見学に行ってきました

関西イノベーション国際戦略総合特区は、京都府・大阪府・兵庫県・京都市・大阪市・神戸市の6自治体と大学・研究機関、企業、経済団体から構成されている、新成長戦略の中で国家戦略プロジェクトの一つと位置づけられ、2011年8月に施行された総合特別区域法に基づき創設された制度です。

この特区の中で今回は、神戸医療産業都市の見学を行いました。
1.理化学研究 所計算科学研究機構 スーパーコンピューター「京」の見学
2.神戸キメックセンタービル 神戸医療産業都市の概要説明
3.理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 最先端の医療研究施設見学

1.スーパーコンピューター「京」
この「京」を使って何をするのか?
科学技術のブレイクスルーに臨むということで、5つの戦略分野があげられています。
○予測する生命科学・医療および創薬基盤
○新物質・エネルギーの創成
○防災・減災に資する地球変動予測
○次世代ものづくり
○物質と宇宙の起源と構造
そしてこの5つの分野の下にさらにチームがあり、「京」を使うことによって今までできなかったシミュレーションを行い、その結果を以て迅速に実務へのフィードバックを行うべく日々研究が行われています。
これにより、計算生命科学分野の新たな可能性が非常に楽しみです。
先日あるところで、医療従事者はもっとIT技術を、IT技術者はもっと医療を知らなければならないと記載されていましたが、まさしく今「京」が挑もうとしているのは、この橋渡しとなるハードなのかもしれません。

2.神戸医療産業都市の概要説明
本来ならば、こちらを先に聞いた方がよかったのでしょうが、動線の関係上2番目に。
この特区の最初のきっかけとなった神戸医療産業都市を構想するに至った背景から経済効果も含めて現在に至るまでもお聞きしました。
今後医療に関わる病院・センターならびにその関連企業の集約をはかり、日本最大のバイオクラスターとして成長しつづけています。

3.発生・再生科学総合研究センター
ここでは、名前の通りES細胞、iPS細胞の技術を利用し実際の治療レベルでの研究が行われています。
その中で実際に治療段階になっている事例が1件あり紹介されていました。
加齢黄斑変性(滲出型)に対する臨床研究です。
http://www.cdb.riken.jp/saisei/01_reti_01.html

7月19日に厚労省より認可されましたのでご興味のある方はぜひ。

 

以上、3か所の見学でしたが、今後の日本の「科学」の行き先を垣間見た1日でした。