衛生管理だけでは時代おくれ

さて、先日ある食品工場の監査に行ってきました。
被監査会社は管轄の保健所から表彰されているのだから、衛生管理はバッチリ!と意気揚々。
それで、実際に監査をしたのですが・・。
確かに保健所から表彰されているだけあって、衛生管理については大きな問題はなし。
しかしそれを取り巻く運用面、特に危機管理についてを問うと、ほとんどというか全くに近いほど何もできていない。
例を挙げると次のような内容。
1.賞味期限・消費期限の設定が科学的根拠に基づいて説明できない
→1商品を例にあげてどのように科学的根拠に基づいて設定したのか説明できなければNG
2.緊急事態に備えてのしくみ
→人災、天災をはじめ自主回収に至るまで緊急事態に備えた仕組みが明文化されていなければNG。 ○○(←会社経営層)が決めることになってます!というのは仕組みがないのと同じ
3.内部統制のしくみ →いわゆる内部告発に関する仕組みがあるかどうか。原理原則としてこのしくみがあるということは会社全体として危機管理に備える体質になっている。

こんな風に意外と危機管理については、できてるつもりでも第三者から見たら出来てると言えるレベルでなかったりするものです。
このできている、できていないによる会社の風土・体質がじわじわ会社の土台を堅牢にしていくか脆くしていくか重要な部分です。