ダニ媒介性疾患のまとめ

今日は早朝から米国CDC主催ライム病webcastがあり、それを視聴していました。

それで改めて”ダニ媒介疾患”についてまとめてみた。
今年1月日本で初めて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者が発生したのをきっかけとして、ダニ媒介疾患が再び問題視されています。
SFTS以外のダニ媒介疾患としては、
日本紅斑熱、ツツガムシ病、今朝のwebcastであったライム病があり、これらは全て四類感染症に指定されています。
(四類感染症はその他にE型肝炎、A型肝炎、黄熱病、狂犬病などがあり、動物又はその死体、飲食物、衣類、寝具その他の物件を介して人に感染し、国民の健康に影響を与えるおそれのある感染症と定義されています。←このように示されるとその重大性がよくわかると思います)

CDCのライム病に関するまとめが非常によくできているので、興味のある方はどうぞ。
同じダニ媒介性疾患の予防法は参考になる、それ以上のここまで言及した方がいいよね。
http://www.cdc.gov/about/grand-rounds/archives/2011/pdfs/PHGRLymeMay2011.pdf

現在、日本では少なくともマスコミレベルでは風疹の話で持ち切り。
もちろんこれはこれで大変大切な問題。
でも、ダニ媒介性疾患もこれからがピークを迎える時期。
年間の報告件数は、2011年度平成23年度で ツツガムシ病 462件、日本紅斑熱 190件
これらの疾患に対するワクチンはなく、発症した場合重篤化することが多く、一定の抗生物質(テトラサイクリン系)しか効かないという厄介さを抱えている。
その一方で、予防することは決して難しくない。
草むらや野原に行く際には、防虫スプレーをし、長そで長ズボンを着用。肌を露出させない。
草むらに直接座らない、衣服を置かない。
帰宅したらすぐに着替える・・・等。

まだしばらくアウトドアでのレジャーの季節が続きます。
少しの注意で、自分や身の回りの人の健康を守りましょう。