仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない

のっけから凄いタイトルですがww

ちょっと話が長くなるがお付き合い下さい。

食品業界、特に加工製造に携わっているところって今すごく二極分化していて、
経営資源が十二分にあって、自前か多少のコンサル(費用対効果による)により国際規格の認証(ISOやらGFSIのベンチマークであるFSSCやSQF)を取得するところと、
国際規格どころか、いわゆる都道府県版HACCPの認証もNB商品を製造販売する力もなく、OEMやPB生産をしているところ。
前者の場合、仮にコンサルをお願いしても、金額の折り合いさえつけば、割と容易にコンサルをしてくれる人が見つかる。
なぜならば、どこかの会社の国際規格の認証のコンサルとしたという場合、コンサルした人の職歴に書くこともできるし、
ベタな言い方をするとハクがつく。
でも、本当に困っているのは後者。
OEMやPB生産の依頼がくるのだから、経営面では問題なく(いくら生産する商品に問題がなくても、経営面が問題があれば、OEMもPB生産も発注しない)、
金銭面での資源はあるが、人的資源や知的資源がない。
食品工場としてあるべき姿やOEM依頼先の意向にあわせて、将来的に国際規格を取得する“予定”を踏まえて、現状の改善をしようと思い、
コンサルや指導してほしいと思っても、先に挙げたような理由で、コンサルする側も仕事を選んでいる状態。

こんな背景がある上で、先月、OEM生産をしているX社から、業務が煩雑なので、製造機械についての問い合わせがあった。
それについてあれこれ聞いて、ついでに該当する工程の帳票を見せてもらったところ、
がーーーーん!マジですかぁ~?!
記録はしてあるけど、全く意味のなさない記録ばかり。
それで、担当部長のところに行って、現状を話して全ての記録と製造工程表を後日送付してもらった。
数十枚にわたる資料をチェックした結果、一からやり直ししないといけないという結論に達し、その旨を伝え今後の方向性を決める会議の日程を調整。

そんなことをしていたら、ある言葉が浮かんだ。
「彼は、金や出世や女より、めしより戦術が好きだった、といえるくらいの戦術狂であった」
これは、ある歴史上の人物を形容した言葉だけど、
金や出世を気にしているのなら、もっと名声に響く仕事を選ぶだろう。
しかし、そうではなく、本当に食品安全(上の言葉でいう戦術になるか・・。食品安全というと枠組みが広くなりすぎるが)の事を考えているのなら、
金や出世よりも、●●狂と言われるくらい、そのことに思いをはせて考えるに違いない。
それぐらい、考えるからこそ、そこに仕事が創られる。
それが今日のタイトル。
問題をみつけて、それを解決するために仮説をたてて、検証する。
狂うほどに考えて思っていれば、その問題はあらゆるところに転がっており、
そこから仕事を創ることはできる。

そんな事を感じた今週のはじまり。