2013年6月のおすすめ本

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現在、我々の生活において、海外で生産されたものがたくさんある。
それはひとえに物流の大改革、コンテナ輸送が行われるようになったからである。
自分が住んでいる地域の近くの大きな港があるとしたら、コンテナーがいくつも積み上げられ置かれているのを目にしたことがあるだろう。
これこそが、コンテナ輸送が世界中の人々の国対国の物流を支えているのがわかる。
さて、日本がまわりを海で囲まれているのはみんな知っている通り。
ということは、この海上輸送というのは、国外だけでなく国内にも大きなアドバンテージがある。
災害で陸路が絶たれた経験をした人は多数いるはずである。
そのとき、海上輸送がどれだけ威力を発揮するかは想像に難くない。
実際、阪神大震災の発生直後の、一週間という期間限定ではあったが、
大阪ー神戸ー明石と人間のみだが乗船できるシーバスが運行された。
そう考えると、有事の際、港の有りかたというのは重要なポイントをしめる。
港に対するハード面での事業投資を、単なる貿易上での数字のみで見てはいけない。
いざというときに、機動力を発揮する港として作り上げなければならない。
そのためにも、ぜひ海上輸送の有りかた、港はどうあるべきかを、考えるきっかけになるはずである。